資料を読む順番

育児の情報は、量ではなく順番で楽になりました。深夜に検索して不安だけが残るのは、強さの違う情報が同じ顔で並んでいるからです。このブログでは、次の順に当たっています。

  1. 公的資料(こども家庭庁、厚生労働省、母子健康手帳)……いま日本で何が標準とされているか
  2. ガイドライン(WHO、AAP、各学会)……原則を押さえる
  3. 系統的レビュー(Cochrane など)……全体の傾向を知る
  4. 個別の研究(コホート研究、RCT)……仕組みや例外を知る
  5. 健診・かかりつけ……うちの子に当てはめる

この5段は 育児情報の読む順番 で詳しく書きました。順番が大事なのは、下の段だけを見て決めると、たいてい不安が増えるからです。

強さを、書き分けます

同じ「研究によると」でも、ガイドラインになっている話と、まだ推測の話は別物です。記事や節の頭に、3段階の札を付けています。

  • 確立ガイドライン・複数の試験

    公的なガイドラインや、複数のランダム化比較試験(RCT)・系統的レビューが支えている話。明日ひっくり返る可能性は低い、と考えていい段です。

  • 有力単一の研究・限られた条件

    研究はあるけれど、単一の研究だったり、人数が少なかったり、条件が限られていたりする話。方向は見えていても、そのまま一般化はできない段です。

  • 仮説仕組みからの推測

    「たぶんこういう仕組みだろう」という推測。おもしろい話ですが、まだ確かめられていません。ここだけは、話半分で読んでください。

詳しくは エビデンスの強さの見かた にあります。

書かないと決めていること

  • 出典の言えない数字は書きません。「〜と言われています」で数字を出すことはしません。
  • 行っていない場所のことを、行ったように書きません。下調べだけの記事は、下調べだと書きます。
  • 診断や治療の指示はしません。このブログにできるのは、資料の場所を示すところまでです。
  • 効果を断言しません。うちで効いたことは「うちで効いた」と書きます。

まちがいが見つかったとき

直します。そして直した記事には「最終更新」の日付を出します。こっそり書き換えて、ずっと正しかった顔をするのがいちばん良くないと思っています。

おかしいところを見つけた方は、Aboutページ の連絡先までお知らせください。返信は子どもが寝たあとになります。

医療情報について

健康や安全にふれる記事には、末尾に注意書きを出しています。判断の材料としては使えますが、判断そのものの代わりにはなりません。

※このブログは情報提供を目的としたもので、医学的な助言に代わるものではありません。気になることは、かかりつけの小児科や専門家にご相談ください。詳しくは→